デメ子 旅の空の下

私とRYDEEN

先日NHKの「プレミアム10」という番組でYMOが出ていましたので録画しました。
YMOは散開(YMOが言うところの解散)をしていますが、現在HAS(ヒューマン オーディオ スポンジ)として再結成し、キリンラガーのCMにも出ていたので見た方も多かったと思います。

私はYMOの音楽が好きです。
といっても 「アルバム?モチ全部もってる♪」 という感じではないですが、よく聴く方です。

私とYMOの出会いは、テレビで見た「YMO散開コンサート」でした。
ネットで調べると、それは1983年12月。私が8歳の時です。
それまでも流行っていたのだから音楽を耳にしたことはあったと思いますが、その時初めてしっかりと「YMO」を意識したのでした。
テレビを見た後、衝撃を受けた私が結露で曇ったガラス窓に YMO と書きまくっていたのは姉もよく知るところであります(いま思うとやることが田舎のヤンキーそのものなのは何故?)。
しかし、同時に兄から「もう解散するんだぞ。」といわれ、子供心に「が〜〜ん」となったのでした。

さて、YMOの中でも有名な曲「RYDEEN」についての思い出があります。

おそらく散開前、私がまだYMOを意識する前のこと。
私は母に連れられ、公民館で行われている「健康体操」に行っていました。
実家は大変田舎にあり、集落にある比較的大きな建物は「小学校」と「農協」と言えばなんとなく分かっていただけるでしょうか?
そんな田舎の公民館で、おばちゃん、おばあちゃんが集まり、テープをかけてストレッチをしたりするのです。

さて、その健康体操の中で「RYDEEN」に合わせて体を動かす、というのがありました。
すごく単調な動きで8カウントぐらいで終わる短い動きをただただ繰り返す、というものです。
小さい私は母やおばちゃん達にまじって、我ながら一生懸命やりました。
「わぁげどよぐうごがんだな。おらだばもうだめだぁ。(若いとよく動くんだね。私はもうだめ)」
と、どこかのおばちゃんに言われました。
私はその時「RYDEEN」をあまり知りませんでしたが、気に入ってうちに帰ってもその体操を繰り返し、結局その音楽と動きはずっと覚えていて、今でも再現できます。

しかし、子どもだった私は好きだからといって何をできるわけでもなく、高校生になって、ようやくYMOの音楽に再会し、他の曲もよく聴くようになりました。
でも私のYMOファンとしての出発点は今でもあの公民館にあります。

先日録画した映像を見て、洗練された音楽を聴きながらも、やはりあの公民館がふっとよみがえります。
休憩中におばちゃん達と大きなストーブをかこみ、その上でスルメや干物を焼きながらお茶をすすっていた、あのゆるい感じ。そして曇りガラスにたくさん書いた「YMO」の文字が、溜まった露とともに流れていく様子を。

みなさんにも、記憶と重なり合う音楽、ありますか・・・?
[PR]
by demekonemuta | 2007-07-21 16:08 | いろんなネタでエッセー
<< 「レジ袋いりません」 年金が心配 >>