続編が遅くなりましたが、先日の下関からの続きです。
今回も車中泊しまして、2日目は秋吉台に行きました。
まずは朝ご飯代わりに、秋吉台の名物になっている「ぜんじかっぱそば」を食べました。
山口県では
「瓦そば」というものがあり、「ぜんじ〜」はそのアレンジバージョンです。
といっても写真などを見る限り「瓦か鉄板か」くらいでそんなに違いを感じないのですが、この名前の由来にもなっている「禅師カッパ」というカッパさんの逸話にちなんでキュウリがのっているのが違う点みたいです。
価格は950円とちょい高め。観光地だからしょうがないのかな〜、という感じです。
しかし味はなかなかよいです。
焼きそばほどしつこくなく、冷やし中華ほどすっぱくなく、ややぱりっと焼けた茶そばを温かめのつゆでいただくというのはなかなかのお味でした。具も美味しくて、こんなに高くなければおかわりしたいくらいでした。自称グルメの夫も満足げ。
さて、お腹もおちついて、楽しみにしていた秋芳洞へ。
比較的有名な名所なのですが、ここが予想以上によかった!!
デメ子は今まで鍾乳洞に行ったことがなかったのですが、薄暗い洞窟の中をごうごうと音を立てて流れる川に驚き、意外と中の空間が広くて天井も高いのに驚き、いろんな形の鍾乳石が沢山見られます。気分は「世界不思議発見」のリポーターです。
中の様子は携帯写真の限界からうまくとれませんでした。
よかったら
こんなページから見て下さい。
とにかく大興奮のデメ子でした。
しかし・・・ここでもゴールデンウィークのすごさが大爆発!
入り口から出口まで、ものすごい人・人・人!!大行列です。
デメ子たちは、割と朝早めに出たので大丈夫でしたが、折り返して入り口側に戻る時は来たときより人が増えていて、立ち止まってゆっくり眺める感じではなくなっていました。いや〜ホントにすごい。
さて、秋吉台の展望台にやってきました。
秋吉台は「カルスト台地」と呼ばれる変わった性質のある場所で、珍しい風景が広がっています。ぽこぽこと石があり、なんとなく外国の風景みたいです。
しばし風景を眺めてのんびり。
次に展望台の近くにある
秋吉台科学博物館へ。
こういう所は好きなので、観光の際は積極的に立ち寄るデメ子夫婦。
夫も「ここ行きたい」とテクテク行きますが・・・
こじんまりとした古い建物で、田舎にあるちょっと古い小学校もしくは農協みたいな感じ。お金を取られるのか!?と夫とドキドキしながら近づきましたが、入場はタダでした。
ここでは、秋吉台の地形それについての研究内容、秋芳洞の成り立ちや生態系なんかが学べるようになってます。
しかしながら、この研究内容が難解な言葉のまま展示されてて、むずかしいっ!専門的過ぎ!のつっこみが本気で入れられます。
でも地形の特殊性についてはとても興味深く、簡単にいうと、普通なら古い地層は下にあるのに、ここでは古い地層が上にあるという逆転構造となっており、なんでそうなのかということに対していろんな説があったりする訳です。
分かりやすい点展示もなくはないですよ。
景色を眺めるだけでもよいですが、興味があればその成り立ちを知ってみるのもいいかと思います。
さて、秋吉台をざっと車でドライブしながら眺めて帰ろうということになり、ある程度まで行ってUターンをするつもりで走り始める夫。
独特の景色が面白くて、ドライブに最適な所です。
と、そこまではよかったのですが・・・
ある程度秋吉台の景色を眺めたので、そろそろUターンしようかなというところで、車が渋滞しているではありませんか!
どうやら夕方になって帰ろうとしている車が一気に帰り道に集中し、山を下りた所にある信号からず〜っと渋滞が続いているみたいなのです。山道だから幅もそんなに広くないし、他にそれる道もなく、ただちょろちょろと動くのみ。
昨日の悪夢が甦ります。
そんな状態で10分くらいやり過ごした後、ようやくUターンできそうなスペースを見つけ、引き返しました。
するとデメ子達が渋滞にぶつかった時よりずっと渋滞が長くなっており、さらにその渋滞へ向かってすれ違う車も多数・・・・あぁ・・大変だね。あのままだったらいつ渋滞から解放されたでしょうか。考えただけで恐ろしいです。
デメ子達はそのあと無事に広島への帰路につくことが出来ました。
秋吉台は本当によかった。
しかしGWというのは本当に人がいっぱいになる時なんだと言うことを、しみじみ感じた2日間でした。