デメ子 旅の空の下

エッセイが好きだ

阿川佐和子と檀ふみの共著「ああ言えばこう行く」です。
f0146503_17374495.jpg昨日古本屋で購入しました。

この二人とても仲良しなのですが、お互い適齢期を過ぎてもお嫁にいけておらず、数重なる見合いの失敗や、お互いの私生活をおもしろおかしく書いてあります。

私も今でこそ結婚していますが、とても結婚願望が強かった私にとっては、二十代後半から三十路へのカウントダウンが始まるにつれ
「なぜ私は結婚できないのだ?」
と思い悩んだ時期をとてもよく思い出しました。

一度こんなことがありました。
行きつけの美容室で例によって「彼氏ができない」話しをしていると、紹介しようか?ということになりました。お相手はその美容室に来るお客さんで、ちょっと無口だけど結構おしゃれでスキー好き、という私より4つくらい年上の男性とのことでした。
私はアウトドア好きで、一緒にそういうことが出来る人がいいなぁなどと言っていました。しかしスキー好きだし結構アウトドア派だよと美容師さんの言葉に対し、私の理想は
「バックパックが似合って、しかもそのポケットにはお気に入りの作家の文庫本がさりげなく入っているような知的さもある人」
という、なんだか良く分からないとても贅沢なものだったので「スキー好き」というのは正直ピンとは来ませんでした。

でもとにかく
「こうやって話の段階から不安になったりあーだこーだ言うのが悪いんだ、うん。会ったらまた違うかもしれないし、とにかく贅沢ばっかり言わない!」
と自戒し、紹介してもらう予定にしていたのです。

それから数日。私は風邪で寝込んでしまい、そこへ近くに住む姉が見舞いに来てくれました。
そこで「美容師さん(姉も知ってる人)がこういう男性を紹介してくれるんだって。」という話をしたところ、姉が驚きの発言をしたのです。

「その人私知ってるかも・・・」

えっ?どういう事?と聞くと、だいぶ以前、姉は姉で全く違うルートの飲み会の中でその男性を紹介されたことがあるというのです!!
しかも、その男性は話の通り無口で、話をふっても全く会話にならず、結局他の友人とばっかり話したよ、とのことでした。
姉によると、どうやらその男性はだいぶシャイなのか、周囲の男友達は心配して女性と話をさせようとするけど、本人はなかなかお話ができないとか・・・

「でも『結構おしゃれでスキー好きのアウトドア派』って聞いたけど、それはどうなん?」と聞くと、姉は言いにくそうに「う〜〜〜ん・・・セカンドバッグ持ってたけど・・・」とのこと。

セカンドバッグは当時「おじさん、もしくはバブル時代の物。非活動的な雰囲気はアウトドアの対極にあるもの。」という目で一部の女性からは「大変忌むべき物」ととらえられておりました。
(愛用者の方ごめんなさい)

そして結局、紹介話はお断りしました。
今から思うと、だいぶ失礼な話だなぁとは思います。(もちろん本人には嫌な理由などは伝えていませんが・・・)
でもご本人のことはともかく「姉にも紹介された人を紹介してもらう」っていうのがなんだか・・なんだかなぁ!何姉妹だよ!って思ったのが大きかったと思います。微妙な女心だったわけです。

過去の話が長くなりましたが、この本の最初で「阿川佐和子に紹介された男性が檀ふみにも紹介された」時の話が載っていたので、昔のことを思い出してしまいました。

ちなみに私は結局「バックパックなんて担いだこともない」男性と結婚しました。
返す返すも昔の自分って恥ずかしい・・・。
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by demekonemuta | 2007-08-04 18:40 | いろんなネタでエッセー
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